テレビ山梨番組審議会だより
第533回 番組審議会議事要録
- 開催日時
- 4月16日(火) 午後3時
- 開催場所
- 山梨県立やまなし地域づくり交流センター 大会議室
- 委員の出席
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委員の総数 8名
出席委員数 8名
【出席委員氏名】
安達 義通 委員長
大塚 貴司 副委員長
浅川 徹 委員
佐藤 弥 委員
杉田 真一 委員
手島 俊樹 委員
伏見 彩 委員
堀内 麻実 委員
【放送事業者側出席者】
原田由起彦 代表取締役社長
金丸 康信 相談役
鈴木 淳郎 常務取締役
水石 和仁 常務取締役報道制作局長
横打 恭 編成局長
杉山 光 制作部ディレクター
番組審議会事務局
- 審議事項
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「沿線ケンキマシマシ M-1グランプリ」
対象日 2024年3月30日(土)
14時54分~15時54分
- 審議、意見の概要
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●「マシマシ」の意味がわからなかった。普段、夕方の『スゴろく』を見られない人たちのために、言葉の意味や「沿線ケンキマシマシ」の趣旨について説明があればよかった。
●審査員がプロデューサーやアナウンサーだったため、身内感が強く内輪受けという印象を与えかねないと思った。
●反響が大きかったものを紹介したということだが、どういう物差しだったのか。視聴者からメールが来た件数なのか、それとも番組制作側の話なのか。
●リラックスして楽しく見られたが、何か勉強になったとか、へえそうなんだとか、見てよかったというところまではいかなかった。
●評価の基となる観点がはっきりせず、何に対して点数をつけているのかがわかりにくかった。一つ一つのロケに審査員がコメントをし、最後にグランプリだけ一つ選出するのでもよかったのではないか。
●それぞれのロケ地での地域性や土地柄、取材を受けた方々の人情や暮らしぶりなどが垣間見られて、とても微笑ましく思った。
●より身近でローカル感があり、親しみやすくぬくもりのある内容で、一県民として好感が持てる番組だ。
●『沿線ケンキ』という形だが、山梨県には鉄道が通っていないところはいっぱいある。今後どうするのかが気になった。
●ディレクターが画面の中に出てきたり、テロップでスタッフの言葉が出てきたりするのは新鮮だった。臨場感があって手作り感があって面白かった。
●駅名にあまり馴染みがなく、この辺かなと思いながら見ていた。紹介する際に地図を表示させてからその地域をアップにしていくのはどうか。
●なぜグランプリを決定するのかがわからず、何となく制作者側から一方的なところがあった気がした。今度は視聴者側が選んだグランプリも紹介する機会があれば良いと思う。
●審査の点数に関するやり取りに盛り上がりがなかった。せっかく点数をつけるならもう少し盛り上がりが出るともっとよかった。
●“沿線”をテーマにするなら、「最寄りの駅名とそこから徒歩何分」や「最寄り駅は、有名な駅(例えば甲府駅)から何駅隣」という情報は必要だと思う。情報があった場所となかった場所があったので、統一して出してほしい。
●電車での旅で1年間のグランプリを決める番組なので、街並みや季節感など旅らしさが伝わるシーンがもう少しあると、映像的にも彩りもよくなって面白く見られたのではないか。
●家族で見ていた方が多いと思うので、視聴者の点数が入る参加型にするとより楽しく見られると思う。
●県内でもあまり知られていない駅で降りて、そこで様々な店や人に出会って紹介するという企画は大変良いと思った。地域の宝探しのような面白さがあって、地域の人が地域を好きになるきっかけになると思う。
●MCと裏方のアットホームな雰囲気が伝わってきたのは良かった。ローカル番組らしい良さが出ていたと思う。
●青ケンキシールは意味がよくわからず、少し自己満足っぽい感じがしてしまった。これを貼ることによって、経営者の方やお客様に何かメリットがあるような仕組みがあれば良い。
●場所やお店や人だけではなく、地域のことをもう少し知れる仕組みもあったらよかった。
●どの層をターゲットにしているのかがいま一つ見えてこなかった。年齢層、ターゲットを意識した番組作りを考えたらいいと思う。
以上